実測データについて

キャナック電子工業では、在庫品のマグネットについて以下の計測結果を公開しております。
詳しくは在庫品詳細ページの「磁力データ」「吸着力データ」よりご確認ください。
※すべての在庫品ではございませんが、随時更新しております。


表面磁束密度

テスラメータを使用し、マグネットの磁束分布の計測結果を公開しております。

マグネット

吸着力

キャナック電子工業では、マグネットが鉄板(磁性体)にくっついている圧力を「吸着力」と定義し、 マグネットを鉄板から垂直方向に剥がした際の力を荷重測定器にて計測し、吸着力として公開しております。
またマグネットと鉄板に空間がある場合の吸着力は非磁性板を挟むことで計測しております。

マグネット

鉄板吊り下げ試験

「吸着力=鉄板を吸着保持できる重量」というのが一般論ですが、実際は鉄板の形状、材質等によって、吸着保持できる鉄板の重量が吸着力と異なる場合がございます。 弊社では実際にマグネットに任意の形状の鉄板を吸着させ、何kgまで保持できるかの限界値を計測しております。
吸着力と同様、空間がある場合も計測しております。
※鉄材を持ち上げたり、しっかりと吸着させる場合は実測値から-30%以下の重量が推奨値です。

マグネット

以下の場合は吸着力・鉄板吊り下げの値が実測値より低下します。

マグネット

バックヨークについて

マグネットを鉄材(磁性材)に設置すると磁気回路がとれ、反対面の磁力・吸着力がUPします。
弊社ではこの鉄材をバックヨークと総称し、バックヨークに設置した際の、計測結果も公開しております。
※全てではございません。

マグネット

注意点

上記計測内容は、同LOT内のマグネットでも、個体によって差異があり、まったく同じになることはございません。
特性値、寸法公差、計測器等の様々な要因で測定値が異なりますのであくまで参考値としてご使用下さい。
この結果による損害について当社は関知しませんので、予めご了承願います。
また、定期的に見直しを行っておりますので、予告なく変更する場合がございます。